Flutter

【Flutter/Dart】条件分岐の使い方まとめ(if文/switch文/三項演算子)

こんにちは、テルプロです!

「条件分岐の使い方がわからない」とお悩みではないでしょうか?

テルプロ

本記事ではそんな悩みを解決していきます!

Flutter/Dartの基礎文法一覧

条件分岐とは

  1. 条件によって処理を分けられるもの
  2. if文、switch文、三項演算子の3種類がある

条件分岐を理解する上で押さえておくべきポイントは上記の2点のみです。

では、詳しく解説してきます。

if文、switch文、三項演算子の違い

種類特徴使い分け
if文複数の事象を指定できる事象が2〜3つの場合
switch文複数の事象を指定できる事象が4つ以上の場合
三項演算子true or falseの2事象のみ事象が2つの場合

if文、switch文、三項演算子の違いは上記の通りです。

種類は違えど、どれも条件式なので自分好みに使い分けしていきましょう!

では、実際の使用例を用いて解説していきます。

if文の使用例

 if (条件) {
     //処理内容
   } else if (条件) {
     //処理内容
   } else {
     //処理内容
 }
// [color]の値を指定している
void main() {
signal(color: 'green');
signal(color: 'yellow');
signal(color: 'red');
}

// [color]の値によって行われる処理を分けている
  void signal({String? color}) {
    if (color == 'green') {
        print('進んでよし');
    } else if (color == 'yellow') {
       print('安全に止まれないとき以外は止まれ');
    } else {
       print('止まれ');
 }
}

//出力結果 進んでよし,  安全に止まれないとき以外は止まれ,  止まれ

簡単解説

上記は、信号機の色によって車の動作が異なるプログラムです。

  1. [color]が青の場合・・・進んでよし
  2. [color]が黄色の場合・・・安全に止まれないとき以外は止まれ
  3. [color]が赤の場合・・・止まれ

と出力されるようにしています。

「if」には最初の事象、「else if」にはif以外の事象、「else」にはそれ以外の事象を書くことが出来ます。

以上が、if文(条件分岐)の基本的な形です。

さらに詳しく知りたいという方は下記の記事をご参照ください。

switch文の使用例

switch () {
    case 条件:
      // 処理内容
      break;
    case 条件:
       // 処理内容
      break;
    case 条件:
      // 処理内容
      break;
 }
// [score]の値を指定している
void main(){
  scoreCalculator(score: 3);
}
  
// [score]の値によって行われる処理を分けている
void scoreCalculator({int? score}) {
  switch (score) {
    case 3:
      print('A判定');
      break;
    case 2:
      print('B判定');
      break;
    case 1:
      print('C判定');
      break;
   }
}

//出力結果 A判定

簡単解説

上記は、スコアによって判定が異なるプログラムです。

  1. [score]が3の場合・・・A判定
  2. [score]が2の場合・・・B判定
  3. [score]が1の場合・・・C判定

と出力されるようにしています。

switch文は、細かくさまざまな事象に分けることができます。

以上が、switch文(条件分岐)の基本的な形です。

さらに詳しく知りたいという方は下記の記事をご参照ください。

三項演算子の使用例

 ​(条件) ? trueの場合 : falseの場合
void main() {
  // [myAge]の値を指定している
  int myAge = 20;
 // [myAge]の値によって行われる処理を分けている
  String canBuyAlcohol = myAge >= 20 ? '購入可' : '購入不可';
  // 出力させる
  print(canBuyAlcohol);
}

//出力結果 購入可

簡単解説

上記は、年齢によってお酒が購入できるかどうかを判別するプログラムです。

  1. [myAge]が20以上の場合・・・購入可
  2. [myAge]が20以上ではない場合・・・購入不可

と出力されるようにしています。

三項演算子は、今回の例のような1つの条件に対して、trueの場合とfalseの場合を指定することができます。

以上が、三項演算子(条件分岐)の基本的な使い方です。

さらに詳しく知りたいという方は下記の記事をご参照ください。

まとめ

今回は【条件分岐】の使い方について徹底解説しました。

解説の通り条件分岐は、条件によって処理を分けたいときに用いるものとなります。Dartの文法をしっかりと押さえて、開発の幅を広げていきましょう。

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ぜひ参考にしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

参考文献
ABOUT ME
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に励んでいます。 監修実績(レバテックフリーランス
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