Flutter

【Flutter】テキストを音声化する方法|サンプルを用いて解説

こんにちは、テルプロです!

「Flutterでテキストを音声化する機能を実装したい」とお悩みではないでしょうか?

テルプロ

本記事ではそんな悩みを解決していきます!

本記事を読むことで
  1. Flutterでテキストを音声化する機能を実装できるようになる
  2. 「flutter_tts」パッケージの使い方が理解できる
  3. サンプルを用いた解説で、実践的なスキルを身につけられる

【Flutter】テキストを音声化をする方法

事前準備

パッケージをインストール

今回使用するパッケージは以下の通りです。

dependencies:
  flutter:
    sdk: flutter
  cupertino_icons: ^1.0.2
  flutter_tts: ^3.6.3 //今回使用するパッケージ

dev_dependencies:
  flutter_test:
    sdk: flutter

「flutter_tts」を使用するために、Androidのみ以下の設定が必要です。

//変更点のみ抜粋(元の記述:minSdkVersion flutter.minSdkVersion)
minSdkVersion 21

事前準備は以上になります!

プロジェクト構成

リポジトリ構成

完成イメージ

本アプリは、1画面のみの構成です。入力フォームにテキストを入力し、ボタンを押します。そこで「入力したテキストが音声として再生される」アプリです。

それでは早速、こちらのテキストを音声化するアプリを作っていきましょう!

ソースコード

main.dart

import 'package:flutter/material.dart';
import 'package:text_to_speech_app/home_screen.dart';
import 'package:text_to_speech_app/text_to_speech.dart';

// アプリを起動するためのエントリーポイント
void main() async {
  // Flutterフレームワークの初期化
  WidgetsFlutterBinding.ensureInitialized();
  
  // テキストを音声に変換するための初期化処理
  TextToSpeech.initTTS();
  
  // MyAppウィジェットを実行してアプリを起動
  runApp(const MyApp());
}

// アプリのルートウィジェット
class MyApp extends StatelessWidget {
  const MyApp({Key? key}) : super(key: key);

  @override
  Widget build(BuildContext context) {
    return const MaterialApp(
      // ホーム画面にHomeScreenクラスのインスタンスを指定
      home: HomeScreen(),
      // デバッグ用のバナーを非表示にする
      debugShowCheckedModeBanner: false,
      // アプリのタイトルを指定する
      title: 'Speech To Text',
    );
  }
}

text_to_speech.dart

「flutter_tts」に関する内容をまとめるクラスを記述したファイルになります。

import 'package:flutter_tts/flutter_tts.dart';

class TextToSpeech {
  // FlutterTtsのインスタンスを作成
  static FlutterTts tts = FlutterTts();

  // テキストを音声に変換するための初期化処理
  static initTTS() {
    tts.setLanguage("ja-JP"); // 言語を日本語に設定
  }

  // テキストを音声に変換して再生する
  static speak(String text) async {
    tts.setStartHandler(() {
      print("TTS STARTED");
    });

    tts.setCompletionHandler(() {
      print("COMPLETED");
    });

    tts.setErrorHandler((message) {
      print(message);
    });

    await tts.setSpeechRate(1.0); // 速度を設定
    await tts.setVolume(1.0); // 音量を設定
    await tts.setPitch(1.0); // ピッチを設定
    await tts.awaitSpeakCompletion(true);
    await tts.speak(text); // テキストを音声に変換して再生する
  }
}

home_screen.dart

さて今回の本題である、音声認識機能を実装した画面を実装していきましょう!

import 'package:flutter/material.dart';
import 'package:text_to_speech_app/text_to_speech.dart';

// ホーム画面を構築するためのクラス
class HomeScreen extends StatelessWidget {
  const HomeScreen({Key? key});

  @override
  Widget build(BuildContext context) {
    // テキストフィールドのコントローラーを作成
    var textController = TextEditingController();

    return Scaffold(
      // アプリバーを作成
      appBar: AppBar(
        centerTitle: true,
        title: const Text('Text To Speech'),
      ),
      // テキストフィールドとボタンを含むカラムを作成
      body: Column(
        mainAxisAlignment: MainAxisAlignment.center,
        children: [
          // テキストフィールドを作成
          Padding(
            padding: const EdgeInsets.symmetric(horizontal: 20, vertical: 10),
            child: TextField(
              controller: textController,
            ),
          ),
          // ボタンを作成して、テキストを音声に変換する処理を呼び出す
          ElevatedButton(
            onPressed: () {
              TextToSpeech.speak(textController.text);
            },
            child: const Text('Speak'),
          ),
        ],
      ),
    );
  }
}

大変お疲れ様でした!以上でアプリは完成です!

以下は、今回ご紹介したアプリのソースコードです。ぜひ参考にしてみてください。

GitHub:https://github.com/terupro/speech_to_text

「音声をテキスト化する方法」についても同じように解説しています。興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

まとめ

今回は「Flutterでテキストを音声化する方法」をご紹介しました。

「flutter_tts」パッケージを使用することで、テキストを音声化する機能を実装することができます。ご紹介したサンプルを参考に、自分なりにアレンジしてみてください。

▼以下では、私の実体験に基づいて「Flutterの効率的な勉強法」の具体的な手順を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

参考文献
ABOUT ME
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に励んでいます。 監修実績(レバテックフリーランス
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