こんにちは、テルプロです!
「将来は海外で働くことに興味があるけど…」とお悩みではないでしょうか。
本記事ではそんな悩みを解決していきます!
- ベトナムのIT企業で働いた筆者の体験談を知れる
- 「海外で働く」ことに対する大学生目線の視点がわかる
どんな会社で働いたの?
私が参加したのは、ベトナムのホーチミンにあるIT企業です。日本人が5人、ベトナム人が25人の比較的小さなWeb開発会社でした。
私はこの会社で、大学4年の7月〜9月までの丸3ヶ月間、週5/8時間(月〜金)のフルタイムで働かせていただきました。
今回は、大学生である私が実際に海外で働いてみて感じたことをまとめていきます。
▼具体的な仕事内容について知りたい方は以下の記事をご覧ください。
大学生がベトナムIT企業のインターンで感じたこと
まず、海外で働いてみて強く感じたことは「海外で働く=海外に住む」ということです。
渡航前は、仕事のことばかり考えていましたが、実際に現地に来てみると、仕事よりも生活の方がよっぽどインパクトがあり刺激的でした。
海外で働きたいという思いだけで就職先を決めてしまうと、その国の文化や環境に慣れずに苦しむ可能性はかなり高いです。
海外で働く場合は「その国のことを知る」ことから始めることが大事だと感じました。
そこで今回は、特に印象的だった以下の4つエピソードをご紹介します。
- 海外に住む上で物価は超重要
- 日本人は周りの目を気にする傾向にある
- 言語が持つ絶大な力
- 働くために生きるではなく生きるために働く
それでは早速、参りましょう。
海外に住む上で物価は超重要
ベトナムは、基本的に日本に比べて物価が安いです。
屋台だとバインミーと呼ばれるサンドイッチ(150〜200円)、お店だとフォーと呼ばれる麺料理(250〜500円)で食べられます。
海外で住む上で「物価」は、メンタル面に大きな影響を及ぼします。お金の心配をしていれば、余裕がなくなり、日常生活を楽しめなくなってしまうからです。
その点ベトナムは物価が安いため、お金の面を気にする事なく過ごすことなく、仕事やプライベートの時間を過ごすことができました。
そのため、実質インターンシップ全体でかかった費用は、渡航費のみです。欧米などのインターンシップに比べると、かなり安上がりで貴重な体験ができますね。
とはいえ今は円安。ホーチミン市の中心部に行くと、物価は日本と変わりません。
日本人は周りの目を気にする傾向にある
ベトナム人は、常に自分にとって心地よい選択をします。
私は毎週末、現地の大学の日本語クラブに参加していました。そこでは、日本人と日本に興味のあるベトナム人が交流をするために様々なイベントが行われます
ベトナムの大学生は、洋服に気を遣いすぎず、化粧をしない人もいます。もちろん人によりますが、自分にとって心地よい選択をしている人がほとんどでした。
私は東京の大学に通っていますが、化粧をしていない女性を見ることは滅多にありませんし、互いにどんな服を着ているのかを気にしています。
そういった点を踏まえ、日本人は周りの目を気にする人が多いと感じました。
言語が持つ絶大な力
言語は単なるコミュニケーションツールですが、あまりにも大きな力を持ちます。
これは現地のスーパーでの出来事です。
私はレジの前で、会計の仕方がわからず大汗を掻く日本人を見かけました。ベトナムは通貨の桁が多いので、お金が足りないと勘違いしてしまっていたようです。
そこで私は、日本語で声をかけました。すると、一瞬にしてホッとした表情。
私はこの時、自分が知っている言語を聞くだけで、人の顔色はここまで変わるのかと驚きました。言語が話せるだけで、人は相手を味方だと認識するということです。
言語の持つ価値を再確認した体験でした。
ちなみにベトナムでは、日本語が話せるだけで給料が倍になります。こういった点を踏まえても、外国語の習得は、自分の可能性を大きく広げる手段だと感じました。
生活するために働く
「Live for work or Work for live」
この言葉は、海外と日本の働き方の違いの話をする際によく登場してきます。
私が最も衝撃を受けたのは、カフェの定員さんがスマホをいじっていて、お客さんが声をかけているのに気づかず、お客さんが店に入るのを諦めるというシーンです。
ぼーっとみていましたが、これって日本じゃ普通じゃないよなと思いました。
私は日本の会社で3社インターンをしたことがありますが、ベトナムと日本では全く働くことに対する考え方が違うなと感じています。
ビジネスチャットでは、面白い絵文字やGifを使ったりして楽しみながら働きます。日本のようなはっきりとした上下関係というものはありません。
そして、毎週誰かしらが風邪や家の事情で休み、仕事が終われば定時で帰宅します。
勤務時間はメリハリを持って楽しみながら働き、プライベートを大切にする。このような働くことに対する認識の違いを身をもって体感しました。
まとめ
今回は「ベトナムIT企業での海外インターンシップ体験談」についてまとめました。
3ヶ月という短い期間ではありましたが、実際に現地で生活をしてみることで「海外で働く」とはどういうことかを身をもって体感することができました。
今は便利な時代で、Youtubeを見れば多くの役立つ情報が得られます。
しかし、「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、この感覚は実際に現地で自分の目で確かめてみないと分かりません。
私自身、渡航前と渡航後では、ベトナムの印象が180度変わりました。
もし海外で働くことに興味が少しでもある学生は、間違いなく学生のうちに海外で働く経験をすることをおすすめします!
本記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!