こんにちは、テルプロです!
「海外インターンに興味あるけど実際どうなの?」とお悩みではないでしょうか。
本記事ではそんな悩みを解決していきます!
- 海外インターンシップでどんな体験ができるのかを知れる
- 今後海外インターンシップに参加するかどうかの判断材料になる
海外インターン!ベトナムIT企業の仕事内容とは
どんな会社だった?
私が参加したのは、ベトナムのホーチミンにあるIT企業です。日本人が5人、ベトナム人が25人の比較的小さなWeb開発会社でした。
基本的には、日本人が「ディレクター」として指示役を担当し、ベトナム人が「エンジニア」として開発を担当するというシンプルな構図でした。
私はこの会社で、大学4年の7月〜9月までの丸3ヶ月間、週5/8時間(月〜金)のフルタイムで働かせていただきました。
給料は月に3万円ですが、住居費やWiFi代など、交通費やビザ代以外は会社負担だったので、かなりコストを抑えて生活することができました。
ベトナムは物価が非常に安く、屋台のご飯は一食(120〜250円)程度で食べられるので、生活費・娯楽費を含めて給料の月3万で事足りてしまいます。
そのため、実質インターンシップ全体でかかった費用は、渡航費のみです。欧米などのインターンシップに比べると、かなり安上がりで貴重な体験ができますね。
海外インターンに参加したいけど、金銭面で悩む学生には非常におすすめです。
採用に至った経緯
文系平凡大学生である私がインターン採用まで至った一連の流れは以下の通りです。
- 「ベトナム インターンシップ」で検索する
- 興味を持った企業のWebサイトから直接応募する
- Zoomで面接をし、インターン承諾
ざっとこんな感じです。
これを見ればわかると思いますが、行動と熱意さえすれば誰でも参加できます。
私自身、日本のインターンシップに参加したことがありましたが、海外で働いたこともなければTOEICのスコアすら持っていません。
そのため、応募する勇気と面接で熱意を伝えられるかどうかが鍵だったなと思います。
もしあなたが今学生で、海外で働くことに興味を持っているのであれば、興味のある海外インターンシップに応募してみてください。
チャンスは自分で掴むものです。今回の経験を通して、私自身強く感じました。
実際に行った仕事内容
ベトナムWeb開発会社の業務の全体像は以下の通りです。
- 「日本人ディレクター」クライアントと打ち合わせ・指示出し
- 「ベトナム人エンジニア」バグの修正・機能開発
主な業務内容は、Webアプリとモバイルアプリの開発でした。それらを開発するために、日本人とベトナム人が協力して業務を行うという構図です。
クライアントは日本人です。それはそうですよね。わざわざベトナムで開発をするというのは、ベトナム人エンジニアが安いからに他なりません。
私が働いた会社以外にも、このような手法の企業がベトナムには多くあります。
ちなみに、私以外のインターン生は2人いました(どちらも大学生)。
参加してみて良かったこと3選
- 英語を使って働けたこと
- 外国人と一緒に働けたこと
- 海外で生活できたこと
英語を使って働けたこと
クライアントは日本人でしたが、ベトナム人との会話やチャットでのやり取りは、基本英語でした。
外資系で働くようなベトナム人は、たいてい英語を話せるので、海外で働くために必要な英語コミュニケーション力を付けられる環境だったといえます。
最初は、DeepleやGoogle翻訳を使って、チャットをしていましたが、2ヶ月を過ぎたあたりからは、自分で文章を組み立てられるようになりました。
グローバルに活躍したいと考える私にとって、この経験は大きな自信となっています。
外国人と一緒に働けたこと
異なる国で育った、異なる価値観を持った人と働くことは容易ではありません。
日本のIT企業でインターンをしたことがありますが、実際にベトナム人と一緒に働いてみて、彼らの仕事に対する価値観が日本人と大きく異なることに気が付きました。
ベトナム人は真面目と言われていますが、日本人ほど仕事熱心ではありません。そのため、指示を出す際に考慮する点が多くあり、この点かなり苦労しました。
私自身、インターンを経験する前は「英語力」ばかりに目を向けていました。しかし実際は、それよりも「異文化理解力」の方が重要であることに気がつきました。
英語はあくまでコミュニケーションのツールということです。
海外で生活できたこと
「海外で働く」= 「海外で生活する」ということです。
正直、仕事よりも、ベトナムでの生活(食事・気候・治安・人)の方が何百倍もインパクトがありました。
歩道を歩いていたら前からバイクが走ってくるのは普通ですし、食事も路上で食べるのが現地人の習慣だったりします。
海外で働きたいからという理由だけで、異国の地に行くと、大きなギャップに悩まされることは間違いありません。
海外で働くにあたって「その国を知ること」が第一歩だと感じました。
参加してみて残念だったこと3選
- 英語を使う機会が少なかったこと
- ベトナム人と直接話す機会が少なかったこと
- 大きな案件を任せられなかったこと
英語を使う機会が少なかったこと
英語を使って働くことができた経験は良かったですが、クライアントが日本人だと、どうしても勤務時間の10割を英語で過ごすことはできません。
実際の割合としては、英語4割/日本語6割といったところでしょうか。
将来的に海外で働くとなると、日本人に頼ってはいられないので、この点は成長が少し鈍化していたと思います。
この記事を読んでいるあなたが、英語10割でバリバリ仕事したいと考えているのであれば、英語圏の現地企業で働くことをおすすめします。
ベトナム人と直接話す機会が少なかったこと
基本的に、席の近くには日本人が座っているので、ベトナム人と直接話す機会はそれほど多くはありませんでした。
昼ごはんに関しても、基本的にベトナム人と食べる機会はなく、日本人の同僚と一緒に食べに行っていました。
時々みんなでジュースを買いに行ったり、おやつを食べたりしていましたが、日本人の同僚ほど仲を深めることはできなかったです。
とはいえ、チャットや少ない会話の機会で、ある程度は仲を深めることができました。
大きな案件を任せられなかったこと
インターンシップの期間が3ヶ月ということもあり、なかなか大きな仕事を任されることはありませんでした。
この点は、期間が期間なので仕方のないことだと思います。
とはいえ、1年間のインターンシップに参加している同僚は、プロジェクト全体を管理する立場としてバリバリ仕事を回していました。
大きな仕事をしたいという方は、半年以上のインターン期間をおすすめします。
まとめ
今回は「ベトナムIT企業での海外インターンシップ体験談」についてまとめました。
海外で働くことで、言わずもがな視野がググッと広がりました。食事・気候・人、全てが異なる環境に身を置くことで、人間的に成長することができたと思います。
「100%参加して良かった」と感じています。大学生のうちにこういった経験ができたことは、今後のキャリアを考える上で、選択肢が世界中に広がりました。
もし海外で働くことに興味が少しでもある学生は、間違いなく学生のうちに海外で働く経験をすることをおすすめします。
本記事が少しでも参考になっていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!