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【Kotlin】戻り値とは?概念や使い方を徹底解説!

こんにちは、テルプロです!

「関数における【戻り値】の使い方がわからない」とお悩みではないでしょうか?

テルプロ

本記事ではそんな悩みを解決していきます!

戻り値とは

  1. 関数が行った結果を返すもの

戻り値を理解する上で押さえておくべきポイントは上記の1点のみです。

関数には戻り値の他に引数というものがありますが、今回は戻り値について解説していきます。

他の記事でも記載した通り、関数、引数、戻り値は下記のように表されます。

①材料(大根)=「引数」

②機能(電動おろし器)=「関数」

③結果(大根おろし)=「戻り値」

基本的な使い方

簡単解説

今回は「名前を呼ぶ callName()」関数の結果により、ゲートを通過できるか判定する場合を例に挙げます。

そこで登場してくるのが「戻り値」です。

では、実際の使用例を用いて解説していきます!

使用例

// 関数内の[name]に入る値を定義している
fun main() {
    println(callName("Teru"))  // 出力結果 true
    println(callName("Yuta"))  // 出力結果 false
}

// [name]の値が、Teruの場合、trueと表示されるようにする
fun callName(name: String): Boolean {
    return name == "Teru"
}

簡単解説

main関数が実行されると、callName関数を’Teru’と’Yuta’の引数で呼び出します。

callName関数は引数が’Teru’の場合にtrueを返し、それ以外の場合にはfalseを返します。
name == “Teru”の部分で上記の判定を行っています。

callName関数の結果である「true」 or 「false」println関数を使用することで表示されます。

例題通りに動作するコードは上記の通りです。
もし出力結果を'Yuta‘でも trueとしたい場合は、callName関数の処理を変更する必要があります。

以上が、戻り値の基本的な使い方です。

まとめ

今回は関数における【戻り値】の概念や使い方を徹底解説しました。

解説の通り戻り値は、関数が行なった内容を変更したい際に用いるものとなります。
Kotlinの文法をしっかりと押さえて、開発の幅を広げていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

参考文献
ABOUT ME
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に励んでいます。 監修実績(レバテックフリーランス
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