こんにちは、テルプロです!
「Kotlinのループ処理の使い方がわからない」とお悩みではないでしょうか?
本記事ではそんな悩みを解決していきます!
ループ処理とは for文、while文、do-while文
- 繰り返し同じ処理をさせることができるもの
- for文、while文、do-while文の3種類あります
Kotlinのループ処理を理解する上で、押さえておくべきポイントは上記の2点のみです。
では、それぞれ詳しく解説していきます!
Kotlinのfor文
for文を用いることで、for文内の処理を任意の回数分繰り返し行うことができます。
ループ処理の中でも代表的なのが、for文です。
では、実際の使用例を用いて解説していきます。
使用例
fun main() {
for (i in 0 until 10) {
println("Hallo World")
}
}
// 出力結果 Hallo World x10
上記は、for文によりHallo Worldを10回プリントするプログラムです。
値[i]が0から10になるまで、for文内の処理を繰り返しています。
iが10になるとfor文の処理をくりあえさなくなるため、for文のループ処理を「0、1、2、3、4、5、6、7、8、9」の10回分処理を行います。
for文の例をもう一つ見てみましょう。
fun main() {
for (i in 1..5) {
println("このiの数は$i")
}
}
// 出力結果 このiの数は1
// ~
// 出力結果 このiの数は5
先ほどとfor文の()の中の条件が異なっています。
for (i in 1..5)とありますが、これはiが1~5の間つまりfor文内の処理を5回繰り返します。
Kotlinでは()の中の条件の書き方は様々です。
以上が、ループ処理(for文)の基本的な使い方です。
for文は特定の回数処理を繰り返すことが得意です。
Kotlinのwhile文
while文を用いることで、Listなどに格納されている全てのデータを順に取得し、宣言した変数に代入させていくことができます。
では、実際の使用例を用いて解説していきます。
使用例
fun main() {
val numList = listOf(1, 2, 3, 4, 5)
var index = 0
while (index < numList.size) {
print(numList[index])
index++
}
}
// 出力結果 12345
上記は、配列のデータを最初から最後までプリントするプログラムです。
この例ではnumList.sizeでnumListのリストサイズを取得し、indexがリストサイズまで、すなわち最初から最後までループ処理を行っています。
以上が、ループ処理(while文)の基本的な使い方です。
Kotlinのdo-while文
do-while文を用いることで、Listに格納されている全てのデータを0から順に取得することができます。
基本的な役割は「while文」と同じですが、while文は条件に当てはまらなければ処理を行わない場合がありますが、do-while文は最低1回処理を行います。
では、実際の使用例を用いて解説していきます。
使用例
fun main() {
val numList = listOf(1, 2, 3, 4, 5)
var index = 0
do {
print(numList[index])
index++
} while (index < numList.size)
}
// 出力結果 12345
上記は、配列のデータを0から順にプリントするプログラムです。
最後のデータの取得と処理が完了すると、ループ処理は終了します。
以上が、ループ処理の基本的な使い方です。
まとめ
今回はKotlinの【ループ処理】の概念や使い方を徹底解説しました。
Kotlinでのループ処理(for文、while文、do-while文)は、同じ処理を繰り返し行いたい場合に使用します。特にfor文、while文はよく見かけます。
Kotlinの文法をしっかり学び、開発の可能性を広げましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!