kotlin

【Kotlin】定数とは?概念や使い方を徹底解説!

こんにちは、テルプロです!

「定数(const val、val)の使い方がわからない」とお悩みではないでしょうか?

テルプロ

本記事ではそんな悩みを解決していきます!

定数とは

  1. 値を格納できる箱のこと
  2. 格納した値は上書きできない
  3. Kotlin言語での定数宣言には「const val/val」を使用する

定数を理解する上で、押さえておくべきポイントは上記の3点のみです。

では、詳しく解説していきます!

基本的な使い方

簡単解説

今回は「名前と電話番号」を例に挙げます。

人の電話番号保存するのに、定数は役立ちます。

定数は数値を保持できる容器のようなものです。上記では、「TERU」という名前の定数に「TERU」さんの電話番号を格納します。

以降では、TERUを指定してあげることでTERUの電話番号を出力することができます。

注意点としては、格納した値は上書きすることができないという点です。これが定数の特徴です。

定数は、今回の例のように値を格納したい際に用います。

使用例

const val myConst = 10  // コンパイル時に値が代入される

fun main() {
    val myFinal = System.currentTimeMillis() // ランタイム時に値が代入される
    
    // それぞれプリントする
    println(myFinal)
    println(myConst)
}

簡単解説

上記は、定数のconst val/valを用いたプログラムです

const val キーワードは変数を宣言しますが、コンパイル時に値が確定する定数を定義します。

一方val キーワードは、ランタイム時に値が確定する定数を定義します。

System.currentTimeMillis() は現在の時間をミリ秒単位で取得します。この値はプログラムが実行されるたびに異なります。

myConst は定数として宣言され、初期化後に値を変更することはできません。

このように、Kotlinでは const val/val を使用して不変の変数を宣言します。

まとめ

今回は【定数】の概念や使い方を徹底解説しました。

解説の通り定数は、値を箱に格納したい際に用いるものとなります。kotlinの文法をしっかりと押さえて、開発の幅を広げていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

参考文献
ABOUT ME
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に励んでいます。 監修実績(レバテックフリーランス
Flutter関連の書籍を出版しました!