UI/UX

UXデザインとは何か?基本的な概念や必要なスキルを徹底解剖

こんにちは、テルプロです!

「UXデザインの概念をしっかりと押さえておきたい」とお悩みではないでしょうか?

テルプロ

本記事ではそんな悩みを解決していきます!

本記事を読むことで
  1. UXデザインの基本的な概念が理解できる
  2. 提案できるデザイナーになるためのスキルが理解できる

本記事は、デザインコミュニティBONOの運営者であるカイさんの動画を参考にしています。動画で見たい方は下記をどうぞ。

UXデザインとは何か?

UXデザインとは、ユーザーエクスペリエンスデザインの略であり「人のやりたいことを実現する手段を設計すること」を指します。

これからの時代は、ただモノを提供するだけでなく、体験まで設計することが求められています。企業や個人がモノを提供するだけでは、他と差別化することはできません。

例として、Youtubeを挙げましょう。Youtubeは、動画を投稿する人と動画を見る人との間でコミュニティが生まれることまでを想定して設計されています。

動画を投稿する人同士でコラボをしたり、同じ動画を見る人同士がファンクラブを作ったり、これら全てがYoutube運営側のUXデザインに基づいた体験になります。

UXデザインとは要するに、顧客の今ある状態(Before)から、なりたい姿(After)までを設計するということです。

なぜUXを知ってた方が良いのか

では、なぜUXを知ってた方が良いのでしょうか?

全てのサービスは「目的」「作成」の流れがあります。UXデザインとは、前者の「目的」を定義するフェーズになります。

目的を考えるということは、Webサイトを作るにしても、アプリを作るにしても「何のために必要なのか?」を考えるということです。この点を考えることで、達成したい目標が明確になり、顧客の問題を解決しやすくなります。

UXデザインを知ることの主なメリットは以下の3点です。

  1. 人に届くデザインを提供できる
  2. ビジュアルやコミュニケーションは「目的」で決まる
  3. 自動化・トレンドのある「つくる」パートは差別化しづらい

AIの進歩により、パターン化されているバナーやWebサイトは、機械学習で簡単に作れるようになってきています。

しかし、UXは目的を考えるフェーズであるため、係数が毎度異なるため、パターン化しにくく、これからのデザイナーが求められる部分であることは間違いありません。

UXは価値の提案

UXの役割は、基本的に「価値の提案」になります。

「価値の提案」の重要な考え方として、「サービスを使う前(Before)」→「サービスを使って変わる生活(After)」があります。

例として、LINEを挙げましょう。

LINEを使う前の私たちは、連絡の手段として、高いお金をかけて電話をかけていましたよね。LINEを使うことで、無料で電話をかけられるようになり、メッセージも簡単に送れるようになりました。

LINEというサービスを使うことによって、コミュニケーションが容易になり、離れていても近くにいるような感覚になり、多くのポジティブな変化が生まれました。

このような「Before」と「After」のギャップに対し、達成の邪魔要素(物理的・金銭的・心理的)を考え、障壁を解決しながら(機能アイデア・使い勝手・コミュニケーション)埋めていくのが、UXデザインの基本的なアプローチになります。

具体的に何をするのか

では具体的に何をするのでしょうか。

UXデザインは、基本的に以下の3つを行います。

提供価値の定義(価値定義 / ユーザーシナリオ)

→今ある状態からAfterになることを考える

顧客の気持ちを把握する(ヒアリング / リサーチ / ペルソナ定義 etc)

→ニーズを把握し、課題を把握する

解決策の方向性をつけるアイデア(機能 / 使い勝手 / コミュニケーション etc)

→どう課題を解決するかを考える

②→③をやることで、最終的に①の定義がなされるというイメージになります。

解決策の種類

「③解決策の方向性をつけるアイデア」の具体的な種類をご紹介します。

基本的な解決策の種類は、以下の3つになります。

  1. 使いやすさ(操作性 / 情報設計 / 意味が伝わるか)
  2. 機能(価値がある / 意味がある)
  3. 表現(見た目 / スタイル)

このような分類でデザインを決めていくと「なぜ?」を言語化しやすくなります。

実は広いUXの範疇

今回はデザインについて解説していますが、UXは定義できないくらい広いです。

顧客に届けるサービスを作る上で、以下の3つの要素が挙げられます。

  1. Business(ビジネス)
  2. Tech(技術 / テクノロジー)
  3. Creative(デザイン / 意匠)

基本的にこれらの3つの掛け算でサービスというものは成り立っています。いくら見た目が良くても、バグだらけだと大問題ですよね。

これら3つの観点を持ち、どう価値を提供していけば良いのかを考え、提案できるようになると、UXデザイナーとしての幅が広がっていきます。

まとめ

今回は「UXデザインの基本的な概念や必要なスキル」を徹底解剖しました。

UXデザインとは、届けたい人たちがそのサービスを受けて生活がポジティブに変化する、その価値を定義することです。

それを行うためのUXプロセスとして、今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

UI/UXデザインの実践的なスキルを身につけたい方には「Udemy」がおすすめです。オンラインコースの数は10万以上。世界で4000万人以上の人が学習に利用しています。

▼以下では、口コミをもとに厳選した「UI/UXデザイン学習におすすめのUdemy講座3選」をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!

最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた!

ABOUT ME
テルプロ
東京都在住のアプリエンジニア。大学では、ソフトウェア開発の研究に取り組む。長期のエンジニアインターンシップを経て、実務スキルを磨き、現在はフリーランスエンジニアとしても活動中。メインはモバイルアプリ開発。IT関連の記事監修も行い、技術の共有と普及に励んでいます。 監修実績(レバテックフリーランス
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